OSN vol.27のジャッジ総評
- Masato

- 2 時間前
- 読了時間: 5分
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今回のOld School Night(以下 OSN)についてはすでにYouTubeでたっぷりと話しているので、当初は特にこちらのブログでは触れなくていいかなと思っておりました。
ですが、Dance Delight関連のイベントでは後日ウェブサイトに掲載するための「ジャッジ総評」という文章を送らなければいけない。「YouTubeで既にめちゃくちゃ喋ったから面倒やな〜」と心のどこかで思いつつも、仕事の一環なのでしっかり書きました。
Dance Delightマガジンがあった頃ならかなりの人数が読みそうですが、今ではマガジンが廃止され、代わりとしてウェブサイトに載せる流れになっています。ただし、大半の方はイベントの詳細を確認する時やエントリーする時くらいでしかサイトを開かないのではないかと。それに加え、掲載されるまでかなり時間がかかることが多いらしい。
どうせなら色んな方に読んでもらえる方がいいかなと思うので、勝手にこちらにも掲載することにします(怒られたら消します)。他のジャッジの方の総評も気になる方は、Dance Delightの公式ウェブサイトをチェックしておいてください。そのうち掲載されるだろうと思います。
YouTubeではいつもの雑談スタイルでOSNについて喋っております。CiOが参戦していたので、ジャッジからの視点だけでなく参加者の視点でも話をしております。ラジオ感覚でどうぞ。
Q1 DAY1についての感想
一日通して少し空気が重かった印象です。全体的に、空気を変えるようなパフォーマンスを発揮できたチームも少なかった分、「地肩の強さ比べ」みたいな印象でした。そういった流れもあり、基礎レベルの高いチームが勝ち上がっていたように思います。
二次予選の最終サークルにだけなぜか強豪が5チームくらい固まり、過半数のチームが予選通過に値する内容だったので、その中から2チームしか選べないのはかなりもったいなかったと感じました。僕が言うのも何ですが、予選のシステムに関しては改善を期待したいところです。
一次予選と二次予選は1チーム1分間しかないので、短い時間でチームの強みを見せれるようにまとめる必要があります。ルーティーンを使うのが定石となりつつありますが、ソロに自信があるチームはルーティーンなしで臨むのも選択肢としてありなのではないかと感じます。そういったゲームプランすらもチームの個性として反映されることもあると思います。
チームによってはソロが強いのにルーティーンで時間を消費してソロが短くなるチームもあったのでもったいなかったです。
三次予選は一見DAY2と同じ形に見えますが、そもそも審査のシステムが全く違います。
大差だろうが僅差だろうが、とにかく勝てば1ポイントのDAY2。前のラウンドでいくら大差で勝とうが評価は持ち越されず、あくまでもラウンドごとに審査する。
それに対して、2ラウンドの総合力で審査する三次予選。もし強いラウンドがあればそれも全て含めて評価する。
要するに、格闘技のトータルマスト判定かラウンドマスト判定かの違いみたいな感じです。
自分が参戦したと想像しても「ラウンドごとのジャッジ」と「バトル全体でのジャッジ」では全く違うゲームだなと感じました。
そういったこともあり、2ラウンドの中で少しでも良い瞬間を多く見せれたチームが勝ち上がった印象です。
Q2 DAY2についての感想
序盤は少しDAY1と同じような重い空気を感じましたが、徐々に空気を変えるパフォーマンスを見せるチームが増えたと思います。
ラウンドごとに審査する形になるので、「誰に誰をぶつけるか」「この曲ならどっちが踊るのがベターか」というチョイスも勝負の鍵になっていたと感じます。
それと、3ラウンド目に突入した時は「ルーティーン→ソロ→ソロ」という戦い方が王道になってますが、「どっちのダンサーが長く踊るか」という時間配分の部分で選択を誤り勝ち星を落としたチームもいました。
その日調子が良いダンサーの方を長く踊らせる判断をできるかどうか。バトル前にチーム内でお互いの感覚を共有し擦り合わせる必要があると感じました。
Q3 決勝についての感想
決勝のバトルは各ラウンド明確に「CiO&LUNA」が上回った印象です。もちろん「Locking Neal & Brother Bin」も良いパフォーマンスを見せていましたが、音楽に対する反応や閃きの部分で「CiO&LUNA」が上回ったバトルだったと思います。
優勝した「CiO&LUNA」。中には「このチームをどこが倒せるか」という見方をしている人もいたかもしれません。今回のLockサイドを語る上では外せない存在だっただけに重圧も感じていたのではないでしょうか。そんな中、決勝であれだけのパフォーマンスを見せれたのはすごいと思います。
準優勝の「Locking Neal & Brother Bin」は以前も決勝まで勝ち上がった経験があるので、実力者であることは間違いないです。僕も初優勝の前に2度準優勝した経験があるので、次はたぶん優勝できるのではないでしょうか?知らんけど。
Q4 印象に残っているチーム(ダンサー)をコメント付きで挙げてください
イベント全体を通して素晴らしい内容でした。良かったラウンドをあげだすとキリがないです。
2日間通して存在感を感じたのは「Yoshiki」ですね。タイミングのズラし方やアクセントの使い分け、踊りの流れの読めなさ、遊び心があって尚且つ音楽に乗って踊れる。芸術性を感じる踊りでした。
あとは、「Locking Neal」も安定感があって良かったです。「Brother Bin」の遊び心ある踊り、「Locking Neal」の安定感ある踊り。改めて良いチームバランスだなと感じました。
バトル的には「Ol’ Loco vs Cloud Nine」「Simoo&Yankee vs Locking Neal & Brother Bin」が、とても僅差で面白いバトルでした。
あと、優勝した「CiO&LUNA」は言うまでもなく素晴らしかったです。
Q5 最後にOSN参加者にメッセージを
今回望んでいた結果が出ても出なくても、「自分の踊りをより良いものにする」という作業を変わらずやり続け、またこの舞台に戻ってきてもらいたいです。OSNは直前の対策だけで通用する舞台ではないので、常日頃から試行錯誤を積み重ねた上で、年に一度の腕試しとしてまた挑戦してほしい。
まとめとして、「CiO」が言っていた「好きこそものの上手なれ」。それに加えて、「LUNA」は16年かかって初優勝ということで「継続は力なり」という言葉も添えておきたいと思います。


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